OCN光の解約の手順と違約金をわかりやすく解説!v6アルファの解約違約金に注意

OCN光の解約を検討されていますね。解約時の違約金や工事費の残債はどうなる?と解約時に気になる点が多いかと思います。OCN光では、WEB・電話で解約申請できますが解約時期によっては、解約違約金や工事費の残債の一括請求で思わぬ高い金額になることも。当記事では、OCN光の解約前に確認しておきたい事項を解説します。
OCN光の解約手順
OCN光を解約する手順は3つあります。
- 電話から解約手続きをする
- 光回線の撤去工事をする(必要に応じて)
- レンタルしていたルーター機器の返送をする
1.電話から解約手続きをする
OCN光の解約手続きは「電話」から手続きできます。ただし、OCN光以外の光コラボに乗り換える場合は、解約手続きではなく「事業者変更」になります。事業者変更の場合も解約と同じ電話窓口で手続きできます。
「電話」で解約手続きをする
電話をする前に、OCN光を申込した際に届いた「お客様番号」を確認しておきましょう。OCN光カスタマーズフロント「0120-506506」に電話しましょう。音声ガイダンスの案内が流れ、希望の案内をプッシュしていくと、オペレーターに繋がりますので解約の旨を伝えます。その際に「お客様番号」が聞かれますので、わからない時はオペレーターに調べてほしいと伝えましょう。
電話番号 | 0120-506506 |
---|---|
受付時間 | 10時~19時(土日、祝日、年末年始は除く) |
2.光回線の撤去工事をする
解約手続き完了後、撤去工事をする場合、別途、工事をする日程調整が必要です。工事担当者から後日連絡がありますので日程調整をしましょう。撤去工事は大体1時間程度で完了します。また、撤去工事時にNTTよりレンタルしていたONU機器はその場で回収されます。
- NTTのレンタル機器一式
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・ONU (NTTと書かれた機器)
・ブロードバンドルーター
・電源アダプタ
・LANケーブル
3.レンタル機器を返却する
OCNからレンタルしていた機器(ルーターなど)の返却用キットが自宅に届きますので、返却用キットにルーター本体や電源ケーブルなどを入れて、解約時に希望した回収日時にOCN指定の運送業者から回収に来ますので、返却すれば完了です。
- OCNのレンタル機器一式
-
・ルーター本体
・スタンド
・電源アダプタ
・LANケーブル
OCN光の解約にかかる費用
OCN光を解約する際は、以下の料金がかかります。
解約違約金 | 11,000円 |
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開通工事費の残債 | 最大19,800円 |
解約違約金
OCN光は2年契約となっており、更新月以外で解約すると解約違約金が発生します。解約違約金は一律11,000円です。解約違約金を発生しないようにするには、契約満了月の翌月~翌々月の契約更新月に解約するしかありません。
1回目 | 2回目 | 3回目 |
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25・26ヶ月目 | 49・50ヶ月目 | 74・75ヶ月目 |
v6アルファオプションを2年以内に解約すると違約金が発生する
IPv6接続による高速通信が利用できる「OCN v6 アルファ」を契約している場合、2年未満での解約となると、2年契約の違約金とは別に解約違約金が発生します。OCN v6 アルファには、24ヶ月の最低利用期間があり、2年未満に解約すると8,000円の解約違約金が発生します。
ただし、2年自動更新型の違約金とは異なり、OCN v6 アルファは最低利用期間に対する解約違約金です。契約から2年経過後はどのタイミングで解約しても8,000円の解約違約金は不要となります。
工事費の残債
工事費の残債がある場合、解約時に解約違約金と一緒に請求されます。工事費の残債の確認は、OCN光カスタマーズフロントに電話すれば確認することができます。
転用で開通した人
フレッツ光からOCN光に転用して、フレッツ光の工事費の残債が残っている場合、一括にて請求されます。例えば、フレッツ光の工事費は19,800円(分割の場合、初月3,300円、以降550円/月×30回)ですので、支払いが残っている分だけ、工事費の残債になります。
新規で開通した人
OCN光は、工事費19,800円を一括または分割にて支払いを選ぶことができます。分割支払いで、まだ、工事費を全額完済していない人は、解約時に支払いが終わっていない工事費(工事費の残債)を一括で支払い必要があります。
戸建て | 550円×30ヶ月※初回のみ3,300円 |
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マンション | 440円×30ヶ月※初回のみ3,300円 |
例えば、マンションタイプを1年で解約する場合、19,600円が工事費の残債ですので、残債を一括請求されます。
OCN光の解約でよくある質問
OCN光で発番した電話番号は残せる?
OCN光で利用中の光電話の番号には、引継ぎができるものとできないものがあります。
もともとNTT加入権電話として使用していた電話番号なら、乗換先の光回線やNTT加入権に戻す等の手続きをすることで引き継ぐことができます。OCN光の契約時に発番した番号は引継ぎができないため、解約とともに番号が消滅します。
ただし、OCN光から他の光コラボに事業者変更する場合に限り、OCN光で発番した番号を引き継ぐことはできます。その場合、必ず乗換先の光コラボ事業者にて番号ポータビリティの手続きをしましょう。先にOCN光の解約をすると、その時点で電話番号が消滅するのでご注意ください。